心筋梗塞

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冠動脈疾患(CAD)の概念と分類:狭心症からACS・CCS・INOCAまでの歴史的変遷

冠動脈疾患(CAD)は、狭心症から心筋梗塞までを包含する概念として発展してきました。18世紀の狭心症の初記載から20世紀の心筋梗塞概念の確立、1990年代に急性冠症候群(ACS)が提唱され、2000年代にはSTEMI/NSTEMI分類とトロポニン導入が診断を一変させました。さらに2010年代以降は慢性冠症候群(CCS)、INOCA/MINOCAといった新しい病態が注目されています。本記事ではその歴史的変遷を薬剤師の視点で解説します。
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日本におけるPCI技術の進化と抗血小板療法の変遷

冠動脈インターベンション(PCI)は、バルーンからステント、そして薬剤溶出性ステントへと進化してきました。それに伴い抗血小板薬もチクロピジンからクロピドグレル、さらにプラスグレルやチカグレロルへと変遷。デバイスと薬が二人三脚で歩んだ歴史を、日本の臨床試験とガイドラインの変遷を踏まえて解説します。薬剤師が現場で語れる“PCIとDAPTの共進化ストーリー”をお届けします。
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クロピドグレルとプラスグレルの違い:歴史的観点からの考察

クロピドグレルとプラスグレルの違いを歴史的経緯から徹底解説。チクロピジンの登場から主要臨床試験(CAPRIE・CURE・TRITON-TIMI 38・PRASFIT-ACS)、欧米・日本での承認プロセス、薬効の違いと使い分け、出血リスクやクロピドグレル抵抗性まで薬剤師必読の内容をまとめました。
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PCSK9阻害薬 ― LDL-C“下げすぎ”時代の幕開け 「スタチン時代の限界を超えた、新しい治療戦略の誕生」

PCSK9阻害薬の登場がスタチン治療の限界を超えた背景、FOURIER・ODYSSEY試験の成果、現代の位置付けと臨床的インパクトを詳しく解説します。
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エゼチミブ ― “スタチンだけでは足りなかった時代”の答え 「脂質治療の次なる一手」を示した薬の歴史と進化

スタチンの限界を突破した吸収阻害薬エゼチミブの歴史とIMPROVE-IT試験の成果、固定用量配合剤(FDC)や次世代治療戦略までを詳しく解説します。
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TGはもう治療しなくていいの? ― 見捨てられかけた脂質と、フィブラートの逆襲

LDL-C中心の治療で見落とされがちな中性脂肪(TG)や残余リスクに焦点を当て、フィブラートが今も臨床で用いられる理由と適応を解説します。
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スタチンの歴史と発見(第3部)ースタチンはなぜ現在でも主要な治療選択肢なのか

スタチンが今も第一選択で使われ続ける理由を解説。PCSK9阻害薬やベムペド酸など新薬との比較、費用対効果、リアルワールドデータ、最新ガイドラインまで網羅。
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スタチンの歴史と発見(第2部)ー副作用論争とその反証

スタチン不要論や副作用論争の背景を解説し、筋障害・糖尿病リスクへの科学的エビデンスと臨床試験結果から、スタチンの真価とガイドラインでの評価を再検証します。
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スタチンの歴史と発見(第1部)ー心筋梗塞と戦った物語

1960年代まで「心筋梗塞は運命」とされた時代に挑み、遠藤章博士が発見したメバスタチンと、世界初のスタチン・ロバスタチン誕生の歴史を解説。
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アスピリン:鎮痛薬から心臓の薬へ – 抗血小板作用発見の軌跡

アスピリンが鎮痛薬から抗血小板薬へ進化した歴史を薬剤師向けに解説。クラベン博士の観察、ヴェイン卿の発見、UK-TIA試験やISIS-2試験などのエビデンスを基に、現場で役立つ知識をまとめます。