心筋梗塞 冠動脈疾患(CAD)の概念と分類:狭心症からACS・CCS・INOCAまでの歴史的変遷
冠動脈疾患(CAD)は、狭心症から心筋梗塞までを包含する概念として発展してきました。18世紀の狭心症の初記載から20世紀の心筋梗塞概念の確立、1990年代に急性冠症候群(ACS)が提唱され、2000年代にはSTEMI/NSTEMI分類とトロポニン導入が診断を一変させました。さらに2010年代以降は慢性冠症候群(CCS)、INOCA/MINOCAといった新しい病態が注目されています。本記事ではその歴史的変遷を薬剤師の視点で解説します。
