ChE阻害薬

認知症

記憶を守る ― コリンエステラーゼ阻害薬の登場【認知症まずはここからpart.3】

「母が自分を忘れた」──その痛みが、日本初の認知症治療薬ドネペジルを生んだ。アセチルコリン仮説に基づき、コリンエステラーゼ阻害薬が次々と登場した1990年代。記憶を守るために開発されたドネペジル、タクリン、リバスチグミン、ガランタミンの背景と臨床的な意義を、開発者の想いや作用機序、医療現場でのインパクトとともにやさしく解説。治療薬ゼロの時代から「希望を処方できる時代」へ──その転機を知る物語。