
もう一つの道 ― メマンチンと“興奮毒性”への挑戦【認知症まずはここからpart.4】
「脳のブレーキ」として登場した認知症治療薬メマンチン。そのルーツは糖尿病治療薬の研究にあった──。グルタミン酸の“興奮毒性”に着目し、NMDA受容体をターゲットにしたこの薬は、中等度~重度アルツハイマー病に新たな可能性を開きました。この記事では、作用機序、開発の舞台裏、臨床での使い分け、副作用、コリンエステラーゼ阻害薬との併用効果まで、メマンチンのすべてをやさしく解説。認知症治療が“重度”へと踏み出した歴史的転換点をたどります。